“遺体なき強盗致死”事件 被告の女 起訴内容を否認 広島

海田町で監禁された男性が現金を奪われて死亡した事件で、逮捕された男女7人のうち強盗の罪に問われた女の初公判が開かれ、女は起訴内容を否認しました。

被告の女(33)は去年6月、海田町の事務所でほかの男女6人と共謀し、暴行を受けて反抗できない状態の男性(当時71歳)から約11万円を奪った罪に問われています。

17日の裁判で被告の女は「間違っているところがあります」などと起訴内容を否認しました。

検察が「被害者が抵抗できない状態であることを認識しながら事務所内の現金などを探した」と指摘した一方、弁護側は「被告は事務所内で現金を見つけておらず受け取ってもいない」などとして無罪を主張しました。

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