批判浴びるネイマール、同僚ロドリゴは擁護「人々はいつも彼を悪く言うけど…」

[写真:Getty Images]

母国で批判を浴びるブラジル代表FWネイマールを、同僚であるFWロドリゴ・ゴエスが擁護した。『ESPN』が伝えている。

今夏の移籍市場でサウジアラビアのアル・ヒラルに移籍してからも、引き続きブラジル代表には招集されているネイマール。今月のインターナショナルマッチウィークも代表メンバー入りしており、12日に行われた北中米ワールドカップ南米予選のベネズエラ代表戦にも出場した。

しかし、このベネズエラ戦は土壇場での失点が響いてドローに終わり、予選首位から陥落。ピッチを後にしようとしていたネイマールに対して、フラストレーションをためたファンからポップコーンが投げつけられる一幕があった。

ネイマールは試合後、ファンの行為について「あんな行為は教養がない人間がすること」と語り、一部メディアの報道では17日に予定されるウルグアイ代表戦のボイコットもほのめかすなど、強い憤りを示している。

こうした姿勢は一部の母国ファンからさらなる反発を買っているが、それでもチームメイトからの支持は変わらないようだ。ロドリゴはネイマールが依然として重要な存在であると強調し、さまざまなアドバイスが助けになっていると明かしている。

「ネイマールが31歳であろうがなかろうが、何も変わりはしない。彼は変わらぬクオリティを保ち続けていて、僕たちにとっては主力のままさ。もちろん、試合に負けたり引き分けたりすれば彼の責任は大きくなるけど、勝てばチームのベストプレイヤーになるのは明らかだ。僕たちは彼をとても頼りに思っている」

「人々はいつも彼を悪く言うけど、近しい人間であれば一部の人々から抱かれているイメージとはまったく違うとわかる。僕にとって彼はアイドルで、僕をよく助けてくれる人だから、特定のコメントを見たり聞いたりすると悲しくなるよ」

「彼はいつも、僕に話しかけてくれるんだ。彼はサウジアラビアからメッセージを送ってくれたり、ポジティブなことを言ってくれたりする。ピッチ外では影響力あるアドバイスをくれるし、ピッチ内では僕らを大いに助けてくれるんだ」

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