G7サミットに食材を提供した業者などが出展する試食商談会が17日、広島市で開かれました。
商談会にはおよそ60の生産者などが出展しました。中には広島サミットで食材が使用された業者もいて、ホテルや飲食店関係者などの注目を集めていました。
広島三次ワイナリーからは、4種類のワインが提供されました。今も買い求める人が絶えないということです。
広島三次ワイナリー 安成芙美子さん
「たいへん急激ににぎわってありがたいこと。おかげさまで完売した商品も多くある」
廿日市市にある養蜂業者のハチミツは、宮島で収穫されたものがデザートに使われました。
はつはな果蜂園 松原秀樹 代表
「宮島エリアでのお土産物としての需要が続いている。首都圏などにも出て行きたいと思っているので、そっち方面に広げていきたい」
同じくデザートで牛乳が使用され、ヨーグルトも提供された広島市の酪農業者は、「宅配の顧客が一緒に喜んでくれた」と話していました。
砂谷 竹田菜穂子 さん
「この味が認められてうれしいと言ってくれた」
商談会は今回が3回目で、これまでに400件以上の取引きが成立したということです。
広島県 販売・連携推進課 伊藤美佐 課長
「知ってもらって使ってもらうことが農林水産事業者の誇り・活力になっていくと思うので好循環をつくっていきたい」
主催した県は「これからも取り組みを強化していきたい」としています。