大谷、選手会の最優秀選手候補 千賀はナ・リーグ最優秀新人候補

2023年9月17日、タイガース戦の試合中、水原通訳(右)と話すエンゼルス・大谷翔平=アナハイム(共同)

 【フィラデルフィア共同】米大リーグ選手会は17日、選手間投票による各賞の最終候補を発表し、44本塁打を放って日本選手初の本塁打王に輝くなど投打で活躍したエンゼルスの大谷翔平が年間最優秀選手「プレーヤー・オブ・ザ・イヤー」とア・リーグ最優秀野手の2部門に名前を連ねた。

 12勝をマークしたメッツの千賀滉大はナ・リーグ最優秀新人候補に入った。受賞者の発表は11月2日(日本時間3日)。

 投手では10勝を挙げた大谷は両部門で3年連続の最終候補入り。2021年にはダブル受賞を果たした。今年は年間最優秀選手を史上初の「40本塁打・70盗塁」を記録したアクーニャ(ブレーブス)とベッツ(ドジャース)の両外野手と、ア最優秀野手は首位打者になったレイズの一塁手ディアス、レンジャーズの遊撃手シーガーと争う。

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