きのう、東京にいた? PGAツアーの人気者、ミンウ・リーはアジアで連戦

ミンウ・リーの姉はメジャーチャンピオン(撮影/桂川洋一)

◇日米ツアー共催◇ZOZOチャンピオンシップ 事前情報(17日)◇アコーディア・ゴルフ習志野CC(千葉)◇7079yd(パー70)

今季PGAツアーで突如人気者になった25歳は、久々の日本滞在を前に圧勝した。前週の「SJM マカオオープン」で通算30アンダーをマークしてアジアンツアー初優勝。「短いコースだったとはいえ、30アンダーにのせるのは本当に達成感があるよ。久々に勝てて良かった」。ミンウ・リー(オーストラリア)は欧州ツアーで優勝した2021年以来のタイトルを引っ提げてきた。

女子メジャー2勝のミンジー・リー(オーストラリア)を姉に持つ。今季は「ザ・プレーヤーズ選手権」で優勝争いを演じて6位、「全米オープン」では5位に入る活躍を見せ、来季PGAツアーの扉を開いた。「米国にもっと住むようになる。小さい頃からの夢だった」。仲良しのカート・キタヤマと同じ、ネバダ州ラスベガスを拠点にすることを計画中だ。

開幕2日前に練習ラウンド(撮影/桂川洋一)

日本ツアーには初出場だが、アマチュア時代の2018年に「全米オープン」の最終予選会受験のために来日したことがあり、今大会を心待ちにしてきた。「きょうもファンの皆さんがとても親切で、ここに来るといつも気分がイイ。規律があって、ご飯が最高! 刺身やステーキ、お米も。僕はアジア人だから、アジアに来ることは“ボーナス”だと思うんだよ」

インスタグラムのフォロワーは33万人を誇る。「ショッピングもしたいんだ。ファッション的にも優れているからね。シャツとパンツなんかを買いたいんだ。今夜は友だちと東京に行こうと思うんだ」。都内できのう、すれ違った彼、実はミンウだったかも?(千葉県印西市/桂川洋一)

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