長期金利上昇、一時0.810% 10年2カ月ぶり水準

 18日午前の国債市場で、長期金利の指標である新発10年債(372回債、表面利率0.8%)の利回りが上昇し、一時0.810%を付けた。2013年8月以来、約10年2カ月ぶりの水準。

 米国で17日発表の堅調な経済指標を背景に、連邦準備制度理事会(FRB)による金融引き締めが長期化するとの見方が強まり、長期金利が上昇。国内債にも売りが波及し、利回りが上昇した。

© 一般社団法人共同通信社