『6歳のボクが、大人になるまで』などで知られるリチャード・リンクレイター監督(63)が、配信プラットフォームの台頭に対する複雑な心境を語った。気軽にコンテンツにアクセスすることを可能にしたネットフリックスやスポティファイなどのサービスに対する率直な気持ちを述べたもの。
リンクレイターはインタビュー誌に語った。「すごく変な感じです。2つの間で引き裂かれた感じなんです」「80年代に映画を探そうとしていたことを考えると夢のようでもあります」
『スクール・オブ・ロック』や『ビフォア・サンセット』などでも知られるリンクレイター監督は、欲しいものが欲しい時にすぐ手に入る状況に関しては「1つ違うことと言えば、今は明らかにどこでも手に入るということです」
「でももし、昔のようにレコード屋や本屋で時間を過ごすことをしなくなると言われたらどうでしょう?そしてテクノロジーは人々の欲求を満たすものだと思う。『ねえ、今聞いた音楽だけど、中古レコード屋に行ってそれを探さなくても、ボタンを押したら12秒後に聴いているよ』って感じになってきているのです」
(BANG Media International/よろず~ニュース)