ドジャース・ロバーツ監督が続投へ フリードマン編成本部長が明言

日本時間10月18日、ドジャースのアンドリュー・フリードマン編成本部長はブランドン・ゴームスGMとともにシーズン終了後の記者会見を行い、3年契約の1年目が終了したデーブ・ロバーツ監督の続投を発表した。フリードマン編成本部長は、2年連続となるプレーオフでの早期敗退について「組織の失敗だ」とコメント。スタッフの入れ替えだけを目的とした配置転換を行うことを否定し、就任1年目の2016年から8年連続でチームをプレーオフに導いているロバーツ監督に来季も指揮を任せることを明言した。

フリードマン編成本部長は「早期のプレーオフ敗退が1人の責任、もしくは少数の人間の責任だったとしたら、私は変化を起こしていただろう。でも、これは組織の失敗だ」とコメント。「ここで誰かを交代させるのは、より優秀で才能のある人物を実際に招き入れるわけではなく、スタッフの入れ替えだけが目的になってしまうと感じた」とロバーツ監督に責任を押し付けることはしなかった。

今季の戦いでは、先発投手陣に関する課題が露呈。しかし、その一方で多くの若手投手が経験を積んだ1年でもあった。「我々のチームには本当に才能のある若手投手がたくさんいる。今季は彼らにチャンスを与えたいと考えていた」とフリードマン編成本部長。「彼らは今季、チームを助けてくれたと思う。来季以降もチームを大いに助けてくれるだろう」と若手投手陣の活躍に期待を寄せた。

とはいえ、今オフは大型補強に動くことが確実視されており、フリードマン編成本部長は具体的な選手名に言及することは避けたものの、今オフの大型補強を否定しなかった。「我々は過去2年のオフシーズンの出来に失望しているし、とても腹立たしく思っている。優勝できるチームを作り上げることができなかった」とフリードマン編成本部長。「具体的にどんな動きになるかはまだ分からないが、来年2月には優勝を狙えるチームをしっかり作ってアリゾナのキャンプ地に姿を見せたいと思っている」と大型補強に動くことを示唆した。

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