本戦出場に黄色信号のイタリア代表、指揮官は内容評価もミス悔いる「うまくやった部分もあったがミスして失点した」

次戦は勝つと意気込みを語ったスパレッティ監督[写真:Getty Images]

イタリア代表指揮官のルチアーノ・スパレッティ監督が敗戦を悔いた。『UEFA.com』が伝えている。

スキャンダルにより2選手がチームを離脱するというアクシデントもあった中、17日にユーロ2024予選グループC第8節のイングランド代表戦に臨んだイタリア代表。FWジャンルカ・スカマッカのゴールで先制しながらも、PKを与えて前半の内に追いつかれ、後半にはさらに2失点。1-3の敗戦を喫し、試合数の違いもありながらグループC3位に転落してしまった。

この結果に対し、スパレッティ監督は決してチームのパフォーマンスが悪かったと考えているわけではないようで、イングランド代表のカウンターの鋭さと自分たちのミスが敗因だったと主張している。

「ボールを奪おうとする姿勢や我々が見せた努力という点においては、前半も後半も同じだった。明らかなのは、我々に対する2度のカウンターアタックが試合の状況とスコアを変えたということだ」

「私が求めたことをチームがやろうとしているのを見たし、いくつかの良い点もあった。そしていくつかのミスもあった。我々がうまくやった部分もあったが、得点することができず、すぐにミスを犯して失点した」

本戦出場に向け残すは2試合。次の北マケドニア代表戦で勝利した上で、グループ2位につけているウクライナ代表との最終節に臨みたいと語った。

「我々は次の試合で勝たなければならない。そうすれば(本戦出場権を)争うために、アウェイのウクライナ代表戦に向かうことができる」

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