立民、衆院青森3区に岡田氏擁立へ 弘前市出身の弁護士

 立憲民主党県連が次期衆院選青森県3区に、弘前市出身で東京都在住の弁護士、岡田華子氏(43)を擁立する方向で調整していることが17日、複数の関係者への取材で分かった。党内手続きを経て、擁立を発表する。

 関係者によると、22日の県連幹事会で同氏の擁立について意見集約し、党本部の承認を経て正式に決定する見通し。

 党県連の田名部匡代代表は17日の東奥日報の取材に対し「県内全ての選挙区で擁立できるよう努力しているが、今の段階でお答えできることはない」と述べた。

 同党県連は次期衆院選青森県1区に元衆院議員の升田世喜男・県連代表代行を擁立する予定で候補者が不在の青森県2区についても独自候補の選定を進めている。

 青森県3区は自民党現職・木村次郎氏(55)が出馬を予定しているほか、深浦町出身のコンビニエンスストア店長、長坂淳也氏(47)が日本維新の会公認での立候補を表明している。

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