アメリカへ遠征中のU-22日本代表は現地時間17日、地元アメリカのU-22代表と対戦し、1-4で敗れた。
大岩剛監督率いる日本は4-1で勝利したメキシコ戦から中2日。守備陣を中心に選手を入れ替え、GKに佐々木雅士。DFは右から畑大雅、チェイス・アンリ、木村誠二、 バングーナガンデ佳史扶。
中盤の底に藤田譲瑠チマとキャプテンの山本理仁を配し、2列目は右から山田楓喜、松木玖生、三戸舜介。1トップにはメキシコ戦2得点の細谷真大が入った。
試合は開始早々の5分、チェイス・アンリの自陣での不用意なパスを拾われ、FWヨハン・ゴメス(ブラウンシュヴァイク)のゴールでアメリカが先制。
荒れたピッチに苦しむ日本も35分、コーナーキックのこぼれ球を松木が押し込むが(上動画1時間20分9秒から)、45分に裏へのロングボールからMFパクステン・アーロンソン(フランクフルト)に合わせられ再びリードを許す。
日本は後半頭からDFラインにメキシコ戦で先発した内野貴史、西尾隆矢、大畑歩夢を投入。しかしアメリカ優位の流れは変わらず、57分にMFエイダン・モリス(コロンバス・クルー)。
73分にもセットプレーからFWダンカン・マグワイア(オーランド・シティ)のゴールが決まり突き放された。
選手を入れ替えながら状況打開を図った日本だが、ピッチに苦戦する選手が非常に多く、強みである連携を出せない中で“個”としてアメリカを上回ることができなかった。
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細谷のボレーがクロスバーに弾かれるなど運もなく、すでにパリ五輪出場を決めているアメリカに1-4の完敗を喫している。