ヤングブラッド、ブリング・ミー・ザ・ホライズンのオリヴァーとの新曲を公開

Yungblud and Oli Sykes - Photo: Courtesy of High Rise PR

ヤングブラッド(Yungblud)が、グラミー賞にノミネートされたロックバンド、ブリング・ミー・ザ・ホライズン(Bring Me The Horizon)のオリヴァー・サイクスとタッグを組んだニュー・シングル「Happier」を2023年10月17日発売にリリースした。

「Happier」は、2020年にリリースされたブリング・ミー・ザ・ホライズンの大ヒット・シングル「OBEY」に続く2曲目のコラボレーションで、ヤングブラッドは自身のアジア・ツアーに先駆けて、今月末開催される同バンドのアジア・ツアーに参加する予定だ。

<YouTube: YUNGBLUD - Happier (feat. Oli Sykes Of Bring Me The Horizon) (Official Visualiser)>

新曲についてヤングブラッドは次のように述べている。

「僕はずっと、痛みに耐えるように自分自身に仕向けられてきたんだ。痛みに耐えているときは、物事がはかどる。闘うべきものがあるから、うまく機能するんだ。暗いけど、それしか知らない。幸せという感覚は、すべてがうまくいかなくなるような気がして怖いんだ。僕はいつも、自分の幸せは自己満足だと感じていた。そのせいで、過去に友情や人間関係を築く多くの機会を失ってきたんだ。この曲を書いていた時は本当に感情的になっていた。胃の中が燃えるような、もう大丈夫だと思わせてくれるような、そして古い習慣に立ち向かい、より良い自分になるためにベストを尽くすよう励ましてくれるような、もう1人の自分についての曲が書きたかったんだ。幸せを見つけてもいいし、それを感じてもいい。この曲の中に少しでもそういうメッセージを見つけてほしいと思ってる。みんなはそれに値する。誰もがね」

ヤングブラッドは最近、視覚的にも、サウンド的にも、そしてクリエイティブな面でもな新時代に乗り出した。彼は紛れもなくZ世代の代弁者とも言えるアーティストであり、その音楽で現代の若者を団結させ、力を与えている。それは、ヤンブラッドが自身のオルタナティヴなルーツに立ち返ると同時に、奇抜でありながら細部まで作り込まれたプロダクションや、新しさと懐かしさを同時に感じさせる熟考された手段によって、クリエイティヴなリスクを冒すという、サウンドとクリエイティヴな転換の始まりを示すものである。

彼は今年初め、エネルギッシュなアンセム「Lowlife」でこの新時代の幕開けを告げた。ハードエッジなメロディ、ヘヴィなベースラインに生々しく無防備な歌詞を融合させた「Lowlife」は、ツアーで瞬く間にファンの人気曲となっている。

Written By Will Schube

© ユニバーサル ミュージック合同会社