謎解きクリエイター松丸亮吾、人気子役・宮崎莉里沙らが先行体験!Amazon「Fire HD 10 キッズプロ」発売

アマゾンジャパン合同会社が、キッズコンテンツのサブスクリプションサービス「Amazon Kids+」のコンテンツ拡充や新機能の展開を実施。さらに、日本初の販売となる小学生向けキッズタブレット「Fire HD 10 キッズプロ」を10月18日から発売を開始した。それに先駆け17日に都内で、メディア/インフルエンサー向けの体験会を開催。謎解きクリエイター・松丸亮吾、子役・宮崎莉里沙らが登壇した。

同社Amazon Kids Japanカントリーマネージャー・キャサリン・ジア氏は「好きが未来にひろがる可能性」をコンセプトに「Amazon Kids+」を発表したと説明。続いて、自身も中学生と小学生の子どもを持つというAmazon Kids Japan事業部 コンテンツ部 兼 事業開発部 部長・小林丈展氏も、2019年スタートからこれまで拡充してきたコンテンツについて紹介。「より簡単により早く子供達に見つけてもらえるように、コミュニケーションやプログラミングなどのカテゴリーを追加した」と見せ方についても改良を加えてきたと話す。

同社Amazonデバイス事業本部 Fireタブレット事業部 部長・丸山舞氏は、「Fire HD 10 キッズプロ」について説明。「好きをどんどん極めていく」ことを念頭に「お子様の好きなことも楽しいと思えること、その成長の芽を育てることを一番に考えています」とコメント。

トークショーにゲスト登壇したのは松丸、小林氏に加え小学校教諭・正頭英和氏。小学生を対象にした調査でタブレット学習をしている割合が10人に8人という結果に正頭氏は「世界では、こういう勉強は進んでいて日本はちょっと遅れていたぐらいのスピード感なので、いい感じで追いついて来た。世界と並んできたという認識」だと話す。

学習環境について松丸は、「これをやりなさい、あれやりなさいと渡された事はほとんどなくて、謎解きに関しても『これ頭使ってやりなさい』って言われたわけではない」と話す。「家の中にいろんな本があったし、いろんなゲームがあったし、テレビもずっとつけっぱなしになっていて好きにチャンネル変えられるようになってたり。好奇心の思うがままに家を冒険できるようになっていたのが大きかった」と子ども時代を回想する。タブレットの良い点について、「大事なのは、入り口を作るのは子どもにはすごく難しいので、それをタブレットなど情報の海の中から探せるようになっていると、冒険するように好奇心を膨らませられる」と話す。

「ゲームみたいな勉強は楽しい?」という質問に「楽しい」と答えた子どもは9割以上(94.2%)という結果に松丸は、「面白いものってよくできていて、努力がちゃんと認められるような設計になっている」と話し、「頑張ったね、すごいねって言われるからうれしい。謎解きを作るうえでも、難易度と褒める演出の割合はものすごく気をつけていて、ただ簡単な問題を出すわけじゃなく、何人かが閃いて分かった瞬間に、ああ考えてよかったな頭使ってよかったなって思う難易度と報酬のバランスっていうのはタブレット学習でもすごく重要なキーワード」という。

実際に「Fire HD 10 キッズプロ」を体験してもらう企画で登場したのは、小学2年生の宮崎。「算数が大好き」という宮崎は、「タブレットで勉強やゲームをしたことがあって楽しかった」と話す。実際にタブレットを使用して、コンテンツの「朝日小学生新聞」「世界地図を覚える絵本」や計算アプリ「さんすうホームラン」を体験し、楽しみながら学んでいた。感想を聞かれると「すごく楽しかった。前から算数は好きだったけど、タブレットやってもっと好きになりました」と笑顔だった。

正頭氏は「子どもの好きを増やしていくために何が必要かというと、好きになる可能性のものにたくさん触れさせること。体験的なことは大事だと言われていますけれど、限界があるじゃないですか。それをタブレットの中でたくさんの世界に出会えるといい」と話していた。

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