日本時間10月18日、MLB公式サイト内でプロスペクト(若手有望株)の情報を専門的に扱う「MLBパイプライン」では2023年シーズンの「オール・ルーキー・チーム」(新人ベストナイン)を発表した。ファーストチームとセカンドチームが選出されており、ファーストチームの先発投手部門では千賀滉大(メッツ)、セカンドチームの外野手部門では吉田正尚(レッドソックス)も選ばれている。ここでは「オール・ルーキー・チーム」の顔ぶれを紹介する。
データサイト「ファングラフス」が算出している総合指標WARによると、今季のルーキー野手の合計68.6は2015年(75.1)に次いで史上2位の数字だった。ルーキー投手の合計46.3は史上14位だったが、野手と投手を合計した114.9は2015年(126.9)に次ぐ史上2位となった。この数字は今季のルーキーが豊作だったことを示していると言っていいだろう。
ファーストチームとセカンドチームの顔ぶれは以下の通り。
◆ファーストチーム
捕手:ヤイナー・ディアス(アストロズ)
104試合 打率.282 23本塁打 60打点 0盗塁 OPS.846
一塁手:トリストン・カサス(レッドソックス)
132試合 打率.263 24本塁打 65打点 0盗塁 OPS.857
二塁手:マット・マクレーン(レッズ)
89試合 打率.290 16本塁打 50打点 14盗塁 OPS.864
三塁手:ジョシュ・ヤング(レンジャーズ)
122試合 打率.266 23本塁打 70打点 1盗塁 OPS.782
遊撃手:ガナー・ヘンダーソン(オリオールズ)
150試合 打率.255 28本塁打 82打点 10盗塁 OPS.814
外野手:コービン・キャロル(ダイヤモンドバックス)
155試合 打率.285 25本塁打 76打点 54盗塁 OPS.868
外野手:ノーラン・ジョーンズ(ロッキーズ)
106試合 打率.297 20本塁打 62打点 20盗塁 OPS.931
外野手:ジェームス・アウトマン(ドジャース)
151試合 打率.248 23本塁打 70打点 16盗塁 OPS.790
DH:スペンサー・スティアー(レッズ)
156試合 打率.271 23本塁打 86打点 15盗塁 OPS.820
先発投手:タナー・バイビー(ガーディアンズ)
25試合 10勝4敗 防御率2.98 142イニング 141奪三振
先発投手:千賀滉大(メッツ)
29試合 12勝7敗 防御率2.98 166.1イニング 202奪三振
救援投手:ジェンニエル・カノー(オリオールズ)
72試合 1勝4敗8セーブ 31ホールド 防御率2.11 65奪三振
◆セカンドチーム
捕手:フランシスコ・アルバレス(メッツ)
123試合 打率.209 25本塁打 63打点 2盗塁 OPS.721
一塁手:ライアン・ノダ(アスレチックス)
128試合 打率.229 16本塁打 54打点 3盗塁 OPS.770
二塁手:ザック・ゲロフ(アスレチックス)
69試合 打率.267 14本塁打 32打点 14盗塁 OPS.841
三塁手:ロイス・ルイス(ツインズ)
58試合 打率.309 15本塁打 52打点 6盗塁 OPS.920
遊撃手:アンソニー・ボルピー(ヤンキース)
159試合 打率.209 21本塁打 60打点 24盗塁 OPS.666
外野手:ジョーダン・ウォーカー(カージナルス)
117試合 打率.276 16本塁打 51打点 7盗塁 OPS.787
外野手:マット・ウォルナー(ツインズ)
76試合 打率.249 14本塁打 41打点 2盗塁 OPS.877
外野手:吉田正尚(レッドソックス)
140試合 打率.289 15本塁打 72打点 8盗塁 OPS.783
DH:エデュアルド・ジュリエン(ツインズ)
109試合 打率.263 16本塁打 37打点 3盗塁 OPS.840
先発投手:ボビー・ミラー(ドジャース)
22試合 11勝4敗 防御率3.76 124.1イニング 119奪三振
先発投手:エウリー・ペレス(マーリンズ)
19試合 5勝6敗 防御率3.15 91.1イニング 108奪三振
救援投手:タイラー・ホルトン(タイガース)
59試合 3勝2敗1セーブ 14ホールド 防御率2.11 74奪三振
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