ペルー戦2得点のメッシ、好調アルゼンチン代表と黄金期バルセロナを比較 「そこに非常に近い」

今のアルゼンチン代表を高く評価しているメッシ[写真:Getty Images]

インテル・マイアミのFWリオネル・メッシが今のアルゼンチン代表の充実ぶりをうかがわせた。スペイン『スポルト』が伝えている。

昨年末カタール・ワールドカップ(W杯)を制したアルゼンチン代表は、現在、北中米W杯の南米予選を戦っている最中。初戦から3連勝としていた中、17日に第4節のペルー代表戦に臨むとメッシの2ゴールの活躍もあり2-0の勝利をあげ、無傷の4連勝で首位をキープしている。

試合後、アルゼンチン『TyC Sports』の取材に応じたメッシは、現在のアルゼンチン代表がジョゼップ・グアルディオラ監督率いた黄金時代のバルセロナに匹敵するかどうかを問われると、それほど強く否定することなく自らの意見を述べている。

「この前、僕も疑問に思ったんだ。このチームは印象的だし、試合ごとに成長し続けている。プレーもどんどん良くなっている。バルセロナと比較すると…(あの時の)バルセロナは歴史上最高のチームだ。相当なものだよね?」

「でも、このチームが見せてきたものを考えれば、そこに非常に近いと思う。南米、そして世界のチャンピオンになったのだから。その功績は大きい」

メッシはチームとしてよく機能していることをアルゼンチン代表の強みの1つに挙げた。

「僕たちには素晴らしい選手がいるが、誰が出場したとしてもそのことをあまり感じさせない。なぜなら僕たちにはとても明確なプレースタイルがあるからだ。それは僕たちを大いに特徴づけるものだし、そのようにプレーするのが好きだ。これからもこのやり方を続けていきたいと思っている」

勝利を重ねることで自信が増していくという好循環が生まれているようで、ワールドカップ制覇の影響が大いにあることも認めている。

「コパ・アメリカの後もそうだったけど、このチームはさらに成長している。試合のレベルにおいても、僕たちは勝つことで成長し、自分たち自身を開放していると思う。ワールドカップで優勝した後はもっともっと成長した」

「チームはとても自信に満ちているし、とても落ち着いている。どこでプレーしても自分たちが主役だし、ボールを保持することができて良い気分だ。僕たちはこれを楽しんでいるし、これからも成長し続け、主人公であり続けたいと思っている」

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