【J1横浜M】「こんなこと初めて」けが人続出、またDF 角田は下顎骨折

ルヴァンカップ準決勝第2戦で負傷した横浜Mの角田

 J1横浜Mは18日、DF角田涼太朗(24)とDF加藤聖(22)のけがについて発表した。いずれも17日に手術しており、角田は下顎骨骨折で経過を見ながら復帰を判断。加藤は右太もも裏の肉離れで全治5カ月の見込みという。相次ぐDF陣の受難に、ケビン・マスカット監督(50)は「30年指導者をやっているが、一つのシーズンでこれだけ手術をしなければいけない選手が出たのは初めて」と顔を曇らせた。

 角田は15日のYBCルヴァン・カップ浦和戦(埼玉)で終了間際に相手GKと接触。この試合ではDF上島拓巳(26)も負傷交代しており、センターバックは5人中4人が離脱という危機的状況に陥った。

 一方、左サイドバックが本職の加藤は14日の練習中に負傷。SBの故障者も3人目で、指揮官は「悲しい気持ちでいっぱいだが、今季はまだ終わっていない。最後まで戦う気持ちを捨てずに戦っていきたい」と語った。

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