「マドリーで10~15年はプレーしたい」勢い止まらぬベリンガムはハイレベルなレアルへの忠誠を口に「ここで100%成長できた」

レアル・マドリーで大活躍のイングランド代表MFジュード・ベリンガム[写真:Getty Images]

イングランド代表MFジュード・ベリンガムが、レアル・マドリーでの充実を語った。『ESPN』が伝えている。

今夏の移籍市場で、ドルトムントからマドリーに加入したベリンガム。ラ・リーガ初挑戦ながら瞬く間にフィットすると、公式戦10試合10ゴール3アシストと並外れた成績を収め、20歳ながらすでにチームを牽引する風格を漂わせている。

そんなベリンガムは、イングランド代表でも出色のパフォーマンスを披露。17日に行われたユーロ2024予選のイタリア代表戦では2アシストを記録しており、チームの勝利に大きく貢献した。

勢い止まらぬベリンガムについては、母国のプレミアリーグでのプレーを望む声もあるが、本人はマドリーから離れるつもりがないようだ。イタリア戦後、イギリス『Channel4』の取材に応じたベリンガムは、マドリーのおかげで成長できていると語り、今後10年以上はクラブにとどまり続けたいとの意向を示している。

「プレーするたび、僕は少しずつ良くなっていると思う。数年前、ここで対戦したときのことはみんな覚えていたけど、僕たちは常に進歩を目指しているんだ。チームは正しい方向に向かっており、今日はとても重要な勝利だった」

「現在のところ、僕はフットボールが大好きだ。クラブでも代表でも、監督は僕に自由にプレーさせてくれているからね。ここ数カ月、僕はボックス内に入るタイミングを研究してきたし、マドリーにやってきたときはハングリーだった」

「大きな移籍をしたのだから、ゴールやアシスト、あるいは試合の勝利に影響するようなパフォーマンスを出さなければならない。僕は結果を出す必要のある状況にいたんだ」

「マドリーは僕がこれからの人生において、10年から15年くらいは在籍したいクラブだよ。あのクラブが大好きなんだ。カルロ(・アンチェロッティ)は基本的に、今の僕のポジションが適切だと言ってくれている」

「(マドリーに移籍したことで)100%成長できたと思っている。あれほどのメンタリティやクオリティを持った選手たちに毎日囲まれていれば、精神的にも、肉体的にも、技術的にも、新しいレベルに達することができるからね」

© 株式会社シーソーゲーム