NTT西日本の子会社から約900万件の個人情報が漏洩 東海3県の自治体でも被害の確認相次ぐ

NTT西日本の子会社から約900万件の個人情報が漏洩した問題で、東海3県でも情報漏洩の被害が相次いで確認されています。

これまでに個人情報の流出が確認されたのは、愛知県では小牧市の約1万世帯のほか、豊橋市、みよし市、稲沢市の3つの自治体です。

また岐阜県では26の市町で約18万件、三重県では16の市町で約3万件の個人情報が流出しました。

いずれの自治体でも、特定健康診査の受診を電話で勧める業務を、NTT西日本の子会社「NTTマーケティングアクトProx」に委託していて、特定健診を受診していなかった世帯の氏名や住所、生年月日、電話番号などが流出したということです。

情報が悪用されるなどの被害は今のところは確認されていませんが、各自治体では不審な電話や訪問に注意するよう呼びかけています。

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