バルセロナ、デコSDがデ・ヨングに減俸&契約延長を打診か

[写真:Getty Images]

バルセロナのオランダ代表MFフレンキー・デ・ヨング(26)。クラブとの関係は修復されつつあるという。

バルセロナの中盤で輝きを放つデ・ヨング。スペイン代表のMFぺドリやMFガビといった若手が台頭しようと、ドイツ代表MFイルカイ・ギュンドアンのようなトッププレーヤーが加入しようと、オランダ代表MFの立場は揺るぎなく、チャビ・エルナンデス監督から絶大な信頼を寄せられる。

そんなデ・ヨングだが、バルセロナの財政難によって売却が噂された2022年夏の騒動が記憶に新しい。一時はマンチェスター・ユナイテッド行きが濃厚とも言われたが、デ・ヨング自身が頑なに拒否し続けて現在に至る。

スペイン『スポルト』によると、当時デ・ヨングは自身を高値で売り飛ばそうとしていたバルセロナの取締役会に怒り心頭。これによって取締役会との関係は悪化したものの、時間の経過とともにここ最近はようやく怒りも収まり、関係が修復されつつあるという。

また、現行契約が2026年6月までとなっているなか、バルセロナはスポーツ・ディレクター(SD)のデコ氏がデ・ヨング側に2024-25シーズンから2年間の減俸と契約延長を打診中。焦らず協議に臨む方針とされるデ・ヨングと代理人の顔色を窺い、機嫌を損ねないよう年内の合意を目指しているとのことだ。

取締役会もデ・ヨングを世界最高峰のMFとして認識しているようで、年内ではなくともいずれ合意に達する見通しとのこと。ただ、来夏以降に持ち越すようなら、話が変わってくる可能性は拭えないようだ。

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