ブギウギ第14回・待遇改善のため、USKで桃色争議が勃発

大阪育ちの歌うことが大好きなヒロインが、やがて戦後を明るく照らすスター歌手となるまでを描く連続テレビ小説『ブギウギ』(NHK朝ドラ)。第14回(10月19日放送)では、「梅丸少女歌劇団」にて「桃色争議」とよばれる労働争議が発生する。

桃色争議について家族と話をするスズ子(趣里)(C)NHK

世界恐慌の波が押し寄せ、ヒロイン・スズ子(趣里)が所属する「梅丸少女歌劇団(USK)」でも賃金削減と人員削減が告げられる。一部の楽団員と新人の劇団員は解雇され、さらには給料が下がったことで、スズ子の同期・和希(片山友希)は劇団を続けられなくなり、やめざるを得なくなってしまう。

こうした事態を受けて、USKのトップスター・大和(蒼井優)と橘(翼和希)は、会社と話し合いをするために嘆願書を提出する。こうして、会社と劇団員の間で「桃色争議」とよばれる労働争議が始まり・・・。

本作は、戦後「ブギの女王」として一世を風靡した歌手・笠置シヅ子さんをモデルに、歌の才能を開花させて上京したヒロインが、昭和を代表するスター歌手として激動の時代を生き抜いていく物語。

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