口ぐせには、その人の本音や深層心理が表れやすいといわれています。
口ぐせの中には、男性に「それだから結婚できないんだよ……」と思われてしまうものも。
そこで今回は、結婚できない女性がよく使う口ぐせをご紹介します。
結婚を遠ざける!? 自分では気づかない“危険な口ぐせ”
1: 「普通、こうじゃない?」
“普通”という表現を、自分の意見の前につける人もいるのではないでしょうか。実はこれは、自信のなさや周囲から否定的な意見を言われる不安をぬぐう虚勢とも取れる口ぐせなのです。
こういった人は、自分の中の価値観をアップデートするのが苦手な傾向にあります。
よくいえば芯が通っているともいえますが、相手の言い分を聞き入れられなかったり、自分が正義だという姿勢を崩せなかったり、やや頑固な部分が目立ってしまうようです。
短めな口ぐせではありますが、それにより無意識に人を傷つけてしまう危険性があることを自覚する必要があります。ネガティブな口ぐせだけ気を付ければよいという前提を崩しておくのが、結婚への近道になるかもしれません。
2: 「男といる方がラク」
気の置けない友人同士のスムーズな会話において必要なのは相手への「共感」。友だちの愚痴や頑張った報告には、多少疑問に思ってもまず「わかる」「大変だよね、それ」と共感する人が多いと思います。
反論したいときも、ひとまず共感しつつ一旦は流すでしょう。しかし「女友だちが苦手」「男の方がラク」と開き直るタイプの女性の多くは、この基本を理解していない人がほとんどです。
つまり、自分を第一に考えるあまりに他人への共感力を養おうという姿勢を取れていないのです。そしてそれは、結婚に必要な「折り合い」や「配慮」という気持ちの欠如につながってくるといえるでしょう。
そして、その背景が透けてみえる口ぐせなのです。
3: 「でもさ」「ちがうよ」
日常的に否定表現を用いてしまう人は、とくに注意が必要です。
聞いている相手も最初は全く問題なく受け流せるのですが、話を進めているうちに「はなっからダメ出しされている」という印象を抱いてしまいます。
普段からのくせで、否定から発言してしまう人は意外にも少なくありません。これは心理学として「自己表出」の欲求が強く表れる人に多くみられます。
こうした口ぐせをもつ女性に対しては、自分の友人を紹介したくない、と考える男性がほとんどのようです。
相手の会話を聴きながら「自分が話したい!」と思うあまり、相手を否定することで話し出すキッカケを作ろうとするのです。
少なからず忍耐も必要となる結婚において、我慢が苦手で自己主張の激しい女性は男性から敬遠される可能性が高くなってしまいます。
4: 「いずれは、結婚したい」
仕事に趣味に……日々忙しく動きまわる充実したバリキャリな人こそが言いがちなセリフ。しかし、口にするたびに恋愛対象外の烙印を押されてしまっているかもしれません。
たしかに、ひとりでいる方が、趣味や仕事を大事にする生活を送る上で楽なこともあるでしょう。しかし「いい人がいればすぐ結婚したい」という強い意志がなければ、結婚のチャンスすら巡ってこない可能性大。
「いつか」「いずれ」という発言は控え、「忙しくても、結婚はしてみたい!」とポジティブな気持ちを持つ方がよさそうです。
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口ぐせは意識していないと治りません。それが長年の不安や言い訳からつくられたものであれば、なおさらです。
その言葉を武器にして、自分が傷つくのを守ったり、ネガティブにならないようにしたり……必要以上に強く見せるためだったかもしれません。
まずは、気持ちを楽にして素直になってみることを心がけてみてください。
強く意識すればその分だけ結婚を引き寄せられると考えて、ぜひ口ぐせを直してみましょう。そうすることで、あなた本来の魅力が伝わりやすくなるはずです。
(mimot.(ミモット)/ 花輪 えみ)