猫の死骸を遺棄、飼い主と家政婦を逮捕

動物虐待事件が社会的に注視されるなか、猫の死骸が公園の樹木の上に遺棄される事件があった。香港メディアによると、10月14日に北角の海浜花園のペット入場可能エリアに植えてある木の上に猫の死骸が引っ掛けられているのが見つかった。警察は付近に設置されている防犯カメラに残っていた大量の映像を解析し、4人の女が犯行に関与していると判断。捜査を進めて容疑者の女(69歳)を特定し、女が雇っている外国籍家政婦3人とともに動物虐待容疑で10月16日に逮捕した。死んでいた猫は成体のオスで、表面上はケガや傷跡は見つからなかったため、今後解剖して死因を調べることになっている。警察の話では猫の飼い主である容疑者の女は過去に動物虐待の前科や精神疾患の記録もなく、犯行の動機について捜査を進めるという。

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