井田川に「冬の使者」 八尾、ハクチョウ飛来

井田川で羽を休めるハクチョウ=富山市八尾町(玉生さん撮影)

 18日の富山県内は高気圧に覆われて晴れた。最低気温は南砺市高宮9.2度、氷見市9.5度など全10観測地点のうち3カ所で今季最低を記録した。

 富山市八尾町の井田川では、「冬の使者」と言われるハクチョウ約20羽が羽根を休める姿を同市八尾町西町の写真愛好者玉生康博さん(73)が写真に収めた。

 玉生さんは18日午後4時半ごろ、近くを通った際にハクチョウに気付き、シャッターを切った。日本野鳥の会富山によると、コハクチョウが多く、3羽ほどオオハクチョウの姿も見られた。飛来の時期は例年並みという。玉生さんは「今年も来てくれてうれしい」と話した。

 富山地方気象台によると、19日の県内は高気圧に覆われて晴れ、前線の影響で夕方から曇る見込み。

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