東証、午前終値3万1446円 大幅反落、米利上げ長期化を懸念

東証

 19日午前の東京株式市場の日経平均株価(225種)は大幅反落し、前日終値からの下げ幅は一時600円に迫った。米国経済が堅調に推移していることを背景に米連邦準備制度理事会(FRB)の利上げが長引くと懸念され、前日の米国株式相場が下落した流れを引き継いだ。

 午前終値は前日終値比595円26銭安の3万1446円99銭。東証株価指数(TOPIX)は33.38ポイント安の2261.96。

 朝方から幅広い銘柄で売り注文が膨らんだ。日本の長期金利が一時、約10年2カ月ぶりの水準まで上昇したことが重荷となり、半導体関連などの電機株の値下がりが目立った。

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