ユベントスがマッケニーとの新契約締結を検討? 夏の構想外から評価一転

評価を取り戻したアメリカ代表MFウェストン・マッケニー[写真:Getty Images]

ユベントスはアメリカ代表MFウェストン・マッケニー(25)との新契約を検討しているようだ。

マッケニーは2021年夏にシャルケから加入。初年度からケガがありながらも主力の一人としてプレーしていたが、翌シーズンはクラブが財政難に陥ったこともあり、冬の移籍市場でリーズ・ユナイテッドに買い取りオプション付きのレンタル移籍をすることになった。

しかし、リーズは昨シーズン不調に陥りプレミアリーグから降格したこともあり、マッケニーを買い取らず。今夏ユベントスへ復帰したマッケニーだが、マッシミリアーノ・アッレグリ監督から当初は構想外の扱いを受けていた。

それでも、プレシーズン中の働きによって評価を取り戻すと、ここまで公式戦8試合に出場。さらに、ユベントスではMFポール・ポグバがドーピング、MFニコロ・ファジョーリが違法賭博行為でそれぞれ長期出場停止となり中盤の人員不足に陥ったことから、マッケニーの存在感はますます上昇している。

イタリア『カルチョメルカート』によると、ユベントスも今シーズンのマッケニーの働きを高く評価しており、このままの調子が続くようなら新契約締結も検討している模様。クラブとマッケニーの現行契約は2025年6月まで残っており、更新となれば非常に長期の契約になるとのことだ。

夏にはローマやガラタサライからの関心も囁かれていたマッケニーだが、新契約となれば本人のひたむきな努力によって評価を一変させた好例になるだろう。

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