初寄港、ようこそ美しい三陸へ 「ウエステルダム」が宮古に

通訳ボランティアの案内を受けるウエステルダムの乗船客

 米国の船会社が運航する外国客船「ウエステルダム」(8万2862トン、乗客定員1964人、オランダ船籍)は17日、宮古市の宮古港に初寄港した。

 藤原埠頭(ふとう)で宮古・新里小6年生が太鼓演奏でお出迎え。外国人乗船客らが続々と下船し、浄土ケ浜や龍泉洞などの観光地へ向かうツアーバスやシャトルバスで地域を巡った。

 本年度は同港に8隻の客船が寄港を予定し、同船は6隻目。26日に「レガッタ」、30日には「にっぽん丸」が立ち寄る。一行は同日夕、宮古・河南中吹奏楽部の演奏で見送られ、北海道に向けて出航した。

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