「最悪の瞬間だ」南米予選で左ヒザに重傷を負ったネイマールが心境、足首の手術から復活して1カ月後の悲劇「神の手に委ねる」

南米予選で左ヒザに重傷を負ったネイマール[写真:Getty Images]

ブラジル代表FWネイマールが、重傷を受けて心境を綴った。
【動画】ネイマールは相手のチャージを受けて踏ん張った際にヒザを負傷

17日、北中米ワールドカップ南米予選第4節でブラジルはウルグアイ代表と対戦した。

ネイマールもこの一戦に先発出場した中、前半終盤の44分に後ろからニコラス・デ・ラ・クルスのチャージを受けると、踏ん張ろうとした際につまづいて転倒。左ヒザを押さえて倒れ込み、両チームの選手が心配してすぐに駆け寄る形となった。

その後、ストレッチャーに乗せられたネイマールは顔を覆い涙を流して退場。試合後には松葉杖をついて歩く姿も見せており、重傷であることがわかった。

所属するアル・ヒラルは18日、ネイマールが左ヒザの前十字じん帯断裂および半月板損傷の重傷を負ったことを報告。手術を受けることになるとしていた。

ネイマールは長期離脱を受けて自身のX(旧ツイッター)を更新。心境を綴った。

「とても悲しい、最悪の瞬間だ」

「自分が強いことはわかっているけど、今回は家族や友人がさらに必要になる」

「ケガや手術を経験することは簡単なことではない。回復のために4カ月を費やした後に、もう1度それを経験することを想像してほしい」

「僕には信念がある。でも、僕は神の手に力を委ね、神が僕の力を新たに与えてくださるようにする」

「応援と愛に溢れたメッセージに感謝する」

ネイマールはカタールW杯後に足首を負傷。今年2月に手術を受けるとそのままプレーすることなくシーズン終了。今回パリ・サンジェルマン(PSG)を退団し、アル・ヒラルへと完全移籍。加入後も足首の問題で欠場していたが、復帰したばかりだった。

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