サブリナ・カーペンター、テイラー・スウィフトの「I Knew You Were Trouble」をシンプルなアレンジでカバー

記録的な快挙を果たしているテイラー・スウィフトによる【The Eras Tour】の南米日程に再合流する準備をしているサブリナ・カーペンター。そのウォーム・アップとして、カーペンターがスウィフトの「I Knew You Were Trouble」のストリップダウン・バージョンをレコーディングし、『Spotify Singles』としてリリースした。

マックス・マーティンとシェルバックによって制作され、スウィフトが2012年にリリースしたアルバム『レッド』に収録されたこの軽快な曲は、カーペンターの手にかかると、まるで極限まで剥ぎ落とされたようなアレンジになっている。カーペンターはEDM風のオリジナル曲を、ペダル・スティール、繊細なドラム、雰囲気のあるキーボードの上に、囁くようなボーカルが浮遊する、しっとりとしたアコースティック・バラードに変身させている。

また、カーペンターのアルバム『イーメイルズ・アイ・キャント・センド』のデラックス・エディション『イーメイルズ・アイ・キャント・センド・フォワード』に収録されている「Feather」も、今回の『Spotify Singles』に収められている。

カーペンターは来月、リオ・デ・ジャネイロのエスタジオ・オリンピコ・ニウトン・サントスでの3公演で【The Eras Tour】が再開される際、スウィフトとともに南米へ向かう。また、来年2月と3月にオーストラリアとシンガポールで開催されるツアーのオープニングも彼女が担当する予定だ。

米ビルボードは、カーペンターが自身最大の音楽的なインスピレーションであるスウィフトと一緒にツアーを回っている最中に、彼女に話を聞いた。24歳のカーペンターは、当時この夢のような機会について語り尽くせない様子だった。メキシコ・シティで【The Eras Tour】に初登場し、メキシコ系アメリカ人のスーパースター、故セレーナ・キンタニーヤの1995年のヒット曲「Dreaming of You」のカバーで観客を沸かせた後、彼女は「テイラーのパフォーマンスは、私が幼い頃からインスピレーションを受けてきたパフォーマンスの一つで、毎晩あのパフォーマンスを見ることができるなんて、本当に特別なことだと思います」と語った。

「おかしなことに、私は彼女の歌詞に登場するアドバイスを受けて成長してきました、それは若い女性として生き抜くための実用書のようなもので、本当に特別なことです。彼女を見ていると、それだけで勉強になります。彼女の仕事に対する姿勢と才能を尊敬していますし、彼女は本当に素晴らしいです」とカーペンターは付け加えた。

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