ジャニーズ事務所がついに消滅「SMILE-UP.」へ

ジャニーズ事務所がついに消滅「SMILE-UP.」へ

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10月17日、創業61年の「ジャニーズ事務所」は屋号を消滅させ、新社名「SMILE-UP.」に変わった。故・ジャニー喜多川氏による性加害の被害者が声をあげ、BBCが特集するなど世界的な社会問題となってから急展開をみせ、ついにジャニーズ事務所が消滅した。

2019年7月9日、日本のエンターテイメント界に一大帝国を築き上げたジャニーズ事務所の創業者、ジャニー喜多川氏が87歳で死去。

2023年4月12日、ジャニーズJr.として活動していたカウアン・オカモトさんが日本外国特派員協会で記者会見し、故・ジャニー喜多川元社長から受けた性的被害を証言した。

5月16日、カウアン・オカモトさん(右)と元ジャニーズJr.の橋田康さん(左)が故・ジャニー喜多川元社長から受けた性的被害を立憲民主党のヒアリングで告発した。

8月4日、「ジャニーズ性加害問題当事者の会」のメンバー(左から)ハヤシさん(仮名)、志賀泰伸、中村一也、平本淳也代表、石丸志門副代表、二本樹顕理、イズミさん(仮名)が日本記者クラブで会見し、被害者の救済を訴えた。

8月29日、ジャニーズ事務所性加害問題再発防止特別チームの(左から)飛鳥井望氏、座長の林眞琴氏、齋藤梓氏が記者会見し、故・ジャニー喜多川元社長の性加害を認定し、ジャニーズ事務所の解体的出直しを提言した。

9月7日、ジャニーズ事務所の(左から)井ノ原快彦、東山紀之新社長、藤島ジュリー景子元社長が記者会見し、故・ジャニー喜多川元社長の性加害を認めて被害者に謝罪した。

会見で涙を流す藤島ジュリー景子元社長。

ジャニーズ事務所の「すべてを知る男」、白波瀬傑元副社長は会見を欠席した。

10月2日、2度目の記者会見をおこなった(左から)山田将之弁護士、井ノ原快彦、東山紀之社長。ジャニーズの名称を「SMILE-UP.」に変更することを発表した。

会見は記者の指名に関して揉めに揉め、2時間で打ち切りになった。会見後にNG指名リストの存在が発覚。

10月6日、本社社屋からジャニーズ事務所のロゴが外される。

ついに消滅したジャニーズ事務所。「SMILE-UP.」で被害者救済を、新しく作る予定の会社でタレントのマネージメントをおこなっていく。

撮影:野崎豊、真野慎也、中西直樹、飯塚富美雄、小川安栄

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