「パリピ孔明」和田聰宏が音楽プロデューサー役で出演。スカイピース、平成ノブシコブシ・徳井も個性強めの役で登場

フジテレビ系連続ドラマ「パリピ孔明」(水曜午後10:00)の10月25日放送・第5話のゲストとして、和田聰宏、スカイピース(☆イニ☆、テオくん)、平成ノブシコブシ・徳井健太の出演が決定した。

向井理が主演を務める「パリピ孔明」は、原作・四葉夕ト氏&漫画・小川亮氏による同名コミックを実写化。「ヤングマガジン」(講談社)で現在も連載中で、累計発行部数160万部突破している人気作だ。中国三国時代の名軍師・諸葛孔明(向井)が現代の東京・渋谷に若かりし姿で転生し、歌手を目指す月見英子(上白石萌歌)を軍師のごとく成功に導いていくサクセスストーリーを描く。

和田は、英子のライバルとなるアイドルユニット・AZALEA(あざりえ)」の音楽プロデューサー・唐澤役で出演。唐澤は、自身のレーベル「KEY TIME」に所属するアイドルやアーティストを売り出すためなら手段をいとわないやり手だ。口調もきつく、AZALEAのメンバーである久遠七海(八木莉可子)とは、幾度となくぶつかってきた。第5話では、英子の軍師である孔明が、AZALEAに勝つために唐澤のオフィスへ忍び込むが、すぐにバレてしまい唐澤と対面、衝突することになる。

「音楽プロデューサーという役柄は初めて演じる職業であり、新鮮でしたしとてもうれしかったです」と語る和田は、演じる唐澤について「外見からも想像がつきますが、なかなかのくせ者です。少しでも人間味をにじみ出させることができていたらいいのですが…。AZALEAは唐澤がプロデュースしているという設定でありながら、実際の楽曲を聴けたのは撮影の後半でした。彼女たちの演奏を目の前で見た時、あまりにも素晴らしくて涙があふれました」と振り返った。そして「七海を演じる八木さんのお話では、演奏に関してかなりの練習を積まれたようで、その努力は報われたのではないかな」とねぎらう。

また、孔明役の向井との共演は7年ぶりで「やけに身長が伸びたなと(笑)」と感想を述べ、視聴者に向けて「ドラマの内容はもちろんのこと、劇中の音楽だったり、衣装であったりと、こんなにもこだわりが詰まった作品は少ないのではないでしょうか。視聴者の皆さま、それぞれの視点で楽しみを見つけられる作品だと思います」と作品の魅力を伝えている。

YouTuber・スカイピースは、英子が目指す大型フェス「サマーソニア」の出場権を懸けた「10万イイネ企画」で、AZALEAがPR施策の一環として仕掛ける動画配信者(ウーチューバー)として、スカイピースの☆イニ☆とテオくんの本人役で登場する。

フジテレビのドラマ初出演となるスカイピースは、登録者数465万人を誇る2人組の人気YouTuber。今回の出演に、☆イニ☆は「不慣れなドラマ撮影ではあるのですが、ウーチューバー役ということで、そのままの気持ちで挑みました!」とコメントし、「テオくんが渋滞で遅れて現場入りして、すぐに撮影に挑んでたのですが、入りから撮影終了までの時間が30分もなかったのが面白すぎました(笑)」と撮影時のエピソードも明かした。一方、テオくんは「昔から役に入り込んでするネタ動画などを投稿していたので、演技をするのは好きでした。スカイピースを呼んでいただき本当に光栄でございます」と喜びをあらわにした。また「じんたん(☆イニ☆)のセリフ間違えが面白すぎて、もっと相方の演技が見てみたいなと思いました(笑)」と今後への期待も寄せた。

そして、平成ノブシコブシ・徳井は、AZALEAの熱狂的な古参ファン役に抜てきされた。デビュー前からの追っかけで、AZALEAの情報を誰よりも早く入手し、デニムベストとデニム半ズボンに、AZALEAのグループカラーであるピンクのバンダナとタオルを肌身離さず着用している個性強めなファンの1人だ。

「古参ファンの説得力を持たせたい!」というスタッフの思いからオファーされた徳井は、自身でアイドル好きを公言しており、「本物の古参のようにAZALEAを支えるべく、いろんな意味で浮こうと思い張り切りました。とにかくスタッフさんとエキストラの皆さんが汗だくで頑張っている姿を見て、身と心が引き締まる思いでした」と心境を明かした。続けて「セリフにならない感情や思いも込めたつもりです。演技というよりは、気迫です。いい意味でも悪い意味でも、浮いた存在になれればと思います」と役づくりへのこだわりをうかがわせている。

© 株式会社東京ニュース通信社