韓国出身のピアニスト、イム・ユンチャンが名門デッカ・クラシックスとの専属契約を発表&MVも公開

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韓国出身の若手ピアニスト、イム・ユンチャンが名門レーベル、デッカ・クラシックスとの専属契約を結んだことが発表された。また、契約を記念して、「リスト:愛の夢 第3番」のミュージック・ビデオが公開になっている。

<YouTube:Yunchan Lim - Liszt: Liebestraum No.3 [Live]

2022年第16回ヴァン・クライバーン国際ピアノコンクールにおいて、史上最年少でゴールド・メダルを受賞、併せて聴衆賞、最優秀新曲演奏賞を受賞するなど、多くの世界的コンクールで成功を残している19歳のピアニスト、イム・ユンチャン。

その知的な演奏で世界中の評判を呼んでおり、クライバーン・コンクールの決勝ラウンドの演奏動画は、現在1200万回再生を突破。コンクール優勝後、イムはユニバーサル ミュージック(韓国)より指揮者ホン・ソゴォン率いる光州交響楽団とのライヴ録音『ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第5番《皇帝》他』をリリース。これらの成功により、イムは一瞬にしてジャンルを超えたスターの座に押し上げられ、韓国では国民的英雄となっている。

これまでの音楽活動についてイムは、「僕は人生を音楽のためだけに生きると決めました。音楽のためなら何を諦めてもいい、と。自分の音楽をもっと深めたい、そして皆様にその気持ちが伝われば、僕は満足です」と語っている。

また、ピアニストの内田光子、ヴラディーミル・アシュケナージ、指揮者の小澤征爾やクラウス・マケラが所属するデッカ・クラシックスとの専属契約についてイムは「デッカ・クラシックスの録音は音質が素晴らしいです。伝説的な音楽家の演奏をたくさん所属しているレーベルの一員になれて本当に嬉しいです」とコメント。

なお、イムは2024年の春にメジャー・デビュー・アルバムをリリース予定。そして、来年の2月に全国5公演の来日リサイタルツアーを予定している。東京、名古屋、川崎、大阪に回り、ショパンのエチュードを中心としたプログラムを演奏するという。

▽来日情報
イム・ユンチャン ピアノ・リサイタル
2024/2/1(木) 東京芸術劇場 
2024/2/3(土) 三井住友海上しらかわホール
2024/2/5(月) 東京オペラシティ コンサートホール
2024/2/6(火) ミューザ川崎シンフォニーホール
2024/2/11(日・祝) ザ・シンフォニーホール

詳細はこちら→https://www.japanarts.co.jp/concert/p2046/

 

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