混戦の初日は尾関彩美悠が首位 “引退”イ・ボミは出遅れ107位

尾関彩美悠が首位で発進した(撮影/高藪望)

◇国内女子◇NOBUTA GROUP マスターズGCレディース 初日(19日)◇マスターズGCレディース(兵庫)◇6495yd(パー72)◇晴れ(観衆3446人)

昨年9月「住友生命Vitalityレディース」以来のツアー2勝目を狙う尾関彩美悠が5アンダーで、自身初の首位発進を決めた。来季シード権が得られるメルセデスランキング(MR)50位以内へ、同48位の立場としても7バーディ、2ボギーの「67」は絶好のスタートとなった。

4アンダーの1打差2位にMR54位の天本ハルカ、同62位の大出瑞月ら6人。3アンダーの8位には櫻井心那、西郷真央、吉田優利ら9人。首位から2打差以内に16人がひしめく混戦の幕開けとなった。

年間女王争いでMR1位の申ジエ(韓国)が不在の中、MR2位の山下美夢有は2アンダー17位、MR3位岩井明愛は2オーバー56位で初日を終えた。

今大会限りで国内ツアーから引退する元賞金女王イ・ボミ(韓国)はツアー自己ワースト「83」で11オーバーの107位と出遅れた。

<上位成績>
1/-5/尾関彩美悠
2T/-4/天本ハルカ、ペ・ソンウ、福田真未、大出瑞月、藤田さいき、菅沼菜々
8T/-3/リ・ハナ、浜崎未来、黄アルム、櫻井心那、吉田優利、金澤志奈、西郷真央、堀琴音、木下彩

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