トヨタ、6工場の生産停止継続 部品確保し1工場は再開

 トヨタ自動車は19日、6工場10ラインを引き続き停止した。部品メーカーの中央発条で発生した爆発事故の影響でばね製品の供給が滞っている一方、部品を確保できた堤工場(愛知県豊田市)は19日に生産を再開。残る工場の稼働は23日以降となる見通しで、20日にも判断する。

 20日には新たに、小型車「ヤリス」やミニバン「シエンタ」などを組み立てるトヨタ自動車東日本の岩手工場(岩手県金ケ崎町)と宮城大衡工場(宮城県大衡村)の計3ラインを止める予定で、生産停止は8工場13ラインに拡大する。

 影響はトヨタに部品を納入する他メーカーにも及び、生産量の調整やラインの一部停止などで対応を続けている。

© 一般社団法人共同通信社