日本、サウジアラビアの招致支持 2034年サッカーW杯

 日本サッカー協会は19日、東京都内で理事会を開き、2034年ワールドカップ(W杯)招致を目指す意向を表明したサウジアラビアを正式に支持する旨の文書を同国連盟とアジア連盟(AFC)に送ることを決めた。

 田嶋幸三会長によると、日本も34年W杯招致に手を挙げるかどうかを検討したが、開催計画などを記した招致ブックを来夏の提出期限までに整えるのは困難と判断した。「8万人以上のスタジアムが一つ、6万人が二つ、4万人以上が最低11個必要。そういうことを日本で(短期間で)やるのは難しい」と述べた。

 田嶋会長は、日本が50年までにW杯開催を目指す姿勢に変わりはないと強調した。

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