難病や障害のある人が遠隔操作 分身ロボットカフェ 期間限定オープン 広島市

難病や重い障害などで外出が難しい人たちがロボットを操作し接客するカフェが期間限定でオープンします。一足早く体験してきました。

野村舞アナウンサー「こちらのカフェであすから分身ロボットによる接客を受けることができるんです!こんにちは~」

接客をするのは「OriHime」とよばれる分身ロボットです。難病や重い障害などで外出が困難な人たちが遠隔で操作して接客を行います。

野村アナ「こんにちは!」

オリヒメで接客 たくや さん「僕は島根県松江市から操作しています。脊椎損傷になってから手と足が動かなくなったんですが今は口に割りばしみたいなペンを加えて口の操作でオリヒメを操作しています」

分身ロボットカフェは体を動かすのが難しい人の働く場を広げようと2年前に東京の日本橋でオープンしました。

期間限定の広島店では研修を受けた県内の特別支援学校の生徒たちも就労体験として接客を行います。

オリィ研究所 吉藤オリィ所長「体を動かすことができなくなってなお社会で活躍することはできると私たちは思っています。心が自由であればどこへでも行けて何でもできるそういう時代を実現したい」

分身ロボットカフェは20日から来月5日まで中区のひろぎんHD本社ビル1階で開かれています。

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