日中韓の外相会談は来月下旬 26日前後で打診、調整詰め

 日本、中国、韓国3カ国が調整している外相会談を巡り、議長国の韓国が11月26日前後に実施する日程を日中両国に打診していることが分かった。日本は応じる方向。中国の反応や国際情勢などを踏まえ、詰めの調整を進める。複数の外交筋が19日、明らかにした。

 日中韓対話は、事務レベル協議から外相会談、首脳会談と段階を踏むのが通例。3カ国外相会談が実現すれば、2019年12月を最後に途絶えている首脳会談に向けた重要なステップとなる。

 外相会談には日本から上川陽子外相、中国は王毅外相、韓国は朴振外相が出席する見通し。これに合わせて2国間の外相会談も開かれる可能性がある。

© 一般社団法人共同通信社