小ぶりでも甘みギュッと 三浦半島にミカン狩りシーズン到来

「甘みが詰まってます」と園内のミカンをPRする小林組合長=19日、津久井浜観光農園

 神奈川県横須賀市南部の丘陵地に広がる津久井浜観光農園(同市津久井5丁目)のミカン狩りが20日、スタートする。新型コロナウイルス禍も落ち着き、関係者は「秋の味覚を味わって」と来園を呼びかけている。11月30日まで。

 津久井浜のミカンは甘みと酸味のバランスが良く、人気を集めている。16軒が入る「みかん狩り組合」の小林大晃組合長(32)によると、今年は「少雨の影響で例年よりも小ぶりだが、その分、味が凝縮されている」といい、シーズン後半になるほど甘みが増すという。

 今年は公式インスタグラムを始めるなどPRを強化。昨年(約2万8千人)を上回る入園者を目指す。

 午前9時~午後3時。入園料は小学生以上が750円、幼児500円。京急線津久井浜駅から徒歩20分。送迎バスあり。申し込み・問い合わせは、同農園現地案内所電話046(849)5001。

 三浦市内でも11月30日まで、点在する10カ所の農園でミカン狩りができる。午前9時~午後3時。入園料(土産付き)は中学生以上千円、小学生900円、幼児800円。申し込み・問い合わせは、みかん狩り組合事務局電話046(888)3151。

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