「権利は100%保有している」レアル復帰の噂も出る久保建英についてソシエダ会長が残留願う「この先何年もラ・レアルで」

ソシエダの会長も長期のプレーを望む久保建英[写真:Getty Images]

レアル・ソシエダのヨキン・アペリバイ会長が、日本代表MF久保建英について言及。クラブに長年残ってもらいたいと願いを口にした。スペイン『ムンド・デポルティボ』が伝えた。
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ソシエダは19日、日本の「株式会社ヤスダグループ」と3シーズンの戦略的パートナー契約を締結。CEO(最高経営責任者)の安田慶祐氏と元Fリーガーで取締役COOの片山堅仁氏がクラブを訪問。メインスポンサーとなる契約を締結し、ソシエダはこの契約期間中に来日することになるという。

スポンサー契約の背景には「サッカーアカデミーでの日本の青少年のスポーツ」、「人格の両面の向上に貢献」、「総じて日本における人材育成を促進するといった取り組み」が可能になるとのことだ。

そんな中、アペリバイ会長がチームの中心でもある久保について言及。50%の保有権を持つ古巣のレアル・マドリーが復帰を画策しているという報道に対して、ソシエダに残ることを望むと語った。

「久保の権利は100%ラ・レアル(ソシエダの愛称)が保有している。我々が契約を延長するかどうかは、タケや個人的、集団的な夢を叶えるかどうかにかかっている」

「私はタケがこの先何年もラ・レアルで働き続けることを願っているし、そうなると信じている」

「選手たちに、ここに残りたいと思ってもらうことが目標でもある」

イマノル・アルグアシル監督の下で年々力をつけ、結果を残しているソシエダ。久保はこのままソシエダを牽引し続けることになるのか注目だ。

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