アストンヴィラとヴィッセル神戸が新たな戦略的パートナーシップを締結

写真:アストンヴィラの本拠地、ヴィラ・パーク

アストンヴィラのクラブ公式サイトにて、J1のヴィッセル神戸がアストンヴィラを中心としたVスポーツグローバルネットワークに加わることが発表された。

VスポーツグローバルネットワークにはアストンヴィラのほかにポルトガルのヴィトーリアSC、エジプトのZED FCが参加している。ヴィッセル神戸はアストンヴィラとの戦略的パートナシップを結ぶことで、ユース選手の育成や指導者養成などスポーツ面の強化だけでなく、クラブのブランディングといったビジネス面でも密接な協力関係を構築していくようだ。

アストンヴィラのナセフ・サウィリス会長はクラブ公式サイトで以下のようにコメントした。

「日本の有名クラブであるヴィッセル神戸との新たなパートナーシップの締結を発表できることになり、うれしく思っています。このような機会をいただき、友人である三木谷浩史さんと千布勇気社長に感謝します。このパートナーシップは、ヴィッセル神戸とアストンヴィラに多くの利益をもたらすと考えています」

「両クラブは多くの重要な分野で協力しパフォーマンス、スカウティング、リクルート、データ分析、選手管理、商業面やブランディングなどの知見を共有します。ほかにも、ヴィッセル神戸のアカデミー選手と指導者育成の手助けもします。ヴィッセル神戸の選手たちにヨーロッパでサッカーをするための道をつくり、最終的にアストンヴィラでのプレーにつながればと考えています」

「アストンヴィラのアカデミーチームは2024年に日本で行われる国際大会に出場予定です。新しい国や新たな環境でプレーができる素晴らしい機会です。また、ヴィッセル神戸のアカデミーチームはヴィラ・パークでのトーナメントやZED FCのエジプトでの試合に招待される予定です」

「今月末にヴィッセル神戸の経営陣をアストンヴィラに招くことできるので楽しみにしています。同時にヴィッセル神戸のU-16の2選手を1週間、ボディムーア・ヒース(アストンヴィラのトレーニング施設)でのトレーニングに招きます」

「このパートナーシップは大成功すると思っています。長年にわたり、神戸の人たちと協力していけることを楽しみにしています。大事な試合が続きますが、ヴィッセル神戸がリーグタイトルを勝ち取れることを願っています」

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