ホーム戦、見に来て B1ロボッツ、J2水戸 駅でイベント 選手ら応援呼びかけ

茨城ロボッツの平尾充庸主将(中央左)と水戸ホーリーホックの村田航一選手(同右)に抱き上げられて笑顔を見せる子どもたち=水戸市宮町

バスケットボール男子B1茨城ロボッツと、サッカーJ2水戸ホーリーホックのホーム戦をPRする「MITO BLUE PRIDE 2023 with ADASTRIA」が18日、JR水戸駅南口(茨城県水戸市宮町)で開かれ、ファンや駅利用客に両チームの関係者らが、観戦による後押しを呼びかけた。

ロボッツは21、22日にアダストリアみとアリーナで大阪を、ホーリーホックは22日にケーズデンキスタジアム水戸で群馬を迎え撃つ。

トークショーで茨城ロボッツ・スポーツエンターテインメントの西村大介社長は「プロチームが二つもあるのが水戸のうまみ。どちらも応援して一年中わくわくしてほしい」とアピール。ホーリーホックの小島耕社長は「(今季は)厳しい滑り出しだったが、その後は順位を真ん中ぐらいまで上げられた。プロスポーツを楽しむまちをけん引していきたい」と力を込めた。

両チームの選手も登壇し、ロボッツの平尾充庸主将は「開幕4連敗と厳しいがチームを見つめ直して残り56試合を大切に戦いたい」と意気込みを示した。また、ホーリーホックの村田航一選手は「群馬戦は北関東ダービーの重要局面。スタジアムで背中を押してほしい」とサポートを訴えた。市内の小学3年、石崎美羽さん(9)はロボッツのほぼ全てのホーム戦を観戦するファンで「平尾選手は背が高かった。最近バスケを習い始めたけどシュートが難しい」とはにかんだ。

イベントは地元プロスポーツの魅力をアピールしようと、両チームと市が2019年から共催し、今回から両チームのスポンサー、カジュアル衣料のアダストリア(同市)が加わった。

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