レッズの控え捕手メイリーが1年350万ドル+オプション1年で残留

日本時間10月20日、レッズが控え捕手ルーク・メイリーと1年350万ドル+球団オプション1年で契約したことが明らかになった。MLB公式サイトでレッズを担当するマーク・シェルドン記者が伝えている。メイリーは今季終了後にFAとなる予定だったが、プレーオフ終了を待たず、早々にレッズ残留が決定。現在32歳のメイリーは自身の経験を生かして若手投手陣を引っ張る一方、クラブハウスのリーダーとしても存在感を発揮しており、レッズは不可欠な戦力と判断したようだ。

メイリーはメジャー8年目となった今季、キャリアで2番目に多い74試合に出場して打率.235、6本塁打、25打点、2盗塁、OPS.699を記録。新人左腕アンドリュー・アボットが先発した21試合のうち20試合でバッテリーを組むなど、若手投手陣の才能をうまく引き出し、レッズはメイリーがスタメンマスクを被った試合で31勝26敗をマークした。

レッズのニック・クロール編成本部長は「彼は選手全員と素晴らしい関係を築いていた。スタッフも選手もみんな彼のことが大好きだ。本当にチームにフィットしていたし、素晴らしい男だよ」と今季のメイリーのチームへの貢献を称賛。来季もレッズはタイラー・スティーブンソンを正捕手として起用する見込みだが、若手投手陣をサポートするうえで、メイリーの経験値は必要不可欠だ。

また、今季レッズが7勝15敗と出遅れたとき、ミーティングでチーム全体を鼓舞する発言をするなど、メイリーはチームリーダーとしても存在感を示し、チームメイトからの信頼を得ていた。クロール編成本部長は「彼はピッチャーだけでなく、コーチ陣にとっても重要な存在だった。我々は今季、彼がいてくれて本当によかったと思っている。彼を残留させるという決断は簡単なことだったよ」と語り、メイリーと新たな契約を結ぶことに全く迷いがなかったことを明らかにした。

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