Dバックスが接戦制してサヨナラ勝ち 先発ファートは史上初の快挙

リーグ優勝決定シリーズ第3戦【フィリーズ1-2xダイヤモンドバックス】@チェイス・フィールド

敵地で2連敗スタートとなったダイヤモンドバックスは、本拠地での第3戦で意地を見せ、1対1の同点で迎えた9回裏にケテル・マルテのタイムリーでサヨナラ勝ち。第3戦を終えて対戦成績を1勝2敗とした。ダイヤモンドバックスのクローザー、ポール・シーウォルドは5番手として9回表の1イニングを無失点に抑え、勝利投手に。フィリーズ5番手のクレイグ・キンブレルはサヨナラ打を浴びて敗戦投手となった。

フィリーズが一発攻勢で主導権を握った最初の2試合とは対照的に、第3戦は両先発の好投でロースコアの投手戦が展開された。ダイヤモンドバックス先発の新人右腕ブランドン・ファートは6回表二死まで2安打無失点に抑える好投を見せ、プレーオフでの2先発連続無四球無失点は史上初の快挙に。フィリーズ先発のレンジャー・スアレスも負けじと6回裏一死まで3安打無失点に抑え、プレーオフ通算防御率は0.94となった。

試合が動いたのは7回表。フィリーズは四球とヒットで無死1・2塁のチャンスを作り、ブライソン・ストットが併殺打に倒れて二死3塁となったものの、ダイヤモンドバックス3番手のライアン・トンプソンの暴投で1点を先制した。しかし、ダイヤモンドバックスもすぐさま反撃し、7回裏無死1塁からルルデス・グリエルJr.のタイムリー二塁打で同点に。試合は1対1の同点のまま9回に突入した。

9回表、ダイヤモンドバックスはクローザーのシーウォルドを投入し、二死から四球と盗塁でピンチを招いたものの、アレック・ボームを見逃し三振に仕留めて無失点。すると、9回裏にキンブレルから2つの四球を絡めて一死満塁の大チャンスを作り、最後はマルテがセンターへのタイムリーを放って試合を決めた。

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