暴力団追放誓う 茨城・水戸 県民大会に800人

表彰される暴力団追放の功労者(右)=水戸市千波町

暴力のない安全で住みよい地域社会の確立を目指し、茨城県と県暴力追放推進センター、県警は19日、同県水戸市千波町のザ・ヒロサワ・シティ会館で暴力追放県民大会を開いた。関係団体などの約800人が参加し、大会宣言を採択して暴力団追放を誓った。

一瀬圭一県警本部長は大会あいさつで「これまで以上に警戒を強化しつつ、暴力団組織の弱体化と壊滅に向けた取り締まりを行う」と表明した。

大会では暴力団追放の功労者や功労団体、暴力追放標語の優秀者を表彰。最優秀標語には東京電力パワーグリッドの大畠仁子さんの作品「闇バイト 軽い始まり 重い罪」が選ばれた。

このほか、県警音楽隊が寸劇を披露し、ニセ電話詐欺の被害防止策を紹介した。

大会宣言は暴力団を恐れない▽暴力団に金を出さない▽暴力団を利用しない▽暴力団と交際しない-としている。

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