両国の共同行動強化で見解の一致 朝露両外相間の会談

朝鮮民主主義人民共和国の崔善姫外相とロシア連邦のセルゲイ・V・ラブロフ外相との会談が19日、平壌で行われた。

会談の模様を「労働新聞」(20日)は次のように伝えた。

会談には、朝鮮側から任天一外務次官と外務省のメンバーが、ロシア側からアンドレイ・ルデンコ外務次官をはじめとする外相一行とアレクサンドル・マツェゴラ駐朝ロシア大使が参加した。

会談では、2023年9月に行われた歴史的な朝露首脳対面で遂げられた合意に基づいて国家間関係を新時代と現情勢の要求に即してより高い段階に上がらせ、経済、文化、先進科学技術などの各分野での双務交流と協力活動を政治的・外交的に積極的に促すための実践的方向と方途を具体的に討議した。

また、朝鮮半島と北東アジア地域の情勢をはじめ複数の地域および国際問題において共同行動を強化することに関する深みのある意見交換を行い、見解の一致を見た。

会談に続いて朝鮮民主主義人民共和国外務省とロシア連邦外務省間の2024~2025年の交流計画書が締結された。(了)

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