レンジャーズ・ヒーニーが二死しか取れずKO 球団史上最短記録に

日本時間10月20日、本拠地グローブライフ・フィールドで行われているアストロズとのリーグ優勝決定シリーズ第4戦に先発したアンドリュー・ヒーニー(レンジャーズ)は、初回先頭から4連打を浴びるなど、二死しか取れずにノックアウトされてマウンドを降りた。MLB公式サイトのブレント・マグワイア記者によると、レンジャーズの先発投手がプレーオフで2イニングを投げ切れずに降板するのは初めてのこと。ヒーニーはプレーオフ球団史上最短KOとなってしまった。

先発投手として1回表のマウンドに上がったヒーニーは、先頭のホセ・アルトゥーベに二塁打、続くマウリシオ・デュボンにシングルヒットを許し、いきなり無死1・3塁のピンチに。ここでアレックス・ブレグマンに右中間を破る三塁打を浴びて2点を先制されると、続くヨーダン・アルバレスにもタイムリーを許し、あっという間に3点を先制された。

ホセ・アブレイユをキャッチャーゴロ、カイル・タッカーをピッチャーゴロに打ち取り、二死2塁までこぎつけたが、チャス・マコーミックに四球を与えたところでブルース・ボウチー監督は投手交代を決断。2番手のデーン・ダニングがジェレミー・ペーニャに内野安打を許して二死満塁とピンチを広げたものの、マーティン・マルドナードを空振り三振に仕留め、追加点は与えなかった。

ヒーニーはわずか二死しか取れず、被安打4、奪三振0、与四球1、失点3という投球内容。レンジャーズの先発投手はこれまでプレーオフで少なくとも2イニングを投げており、1イニングもたずに降板するのは球団史上初めてのことだった。ちなみに、これまでの最短記録は、デレック・ホランド(2015年地区シリーズ第4戦)とコルビー・ルイス(2016年地区シリーズ第3戦)による2回0/3だった。

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