ホンダのコンパクトハッチバック「シビック」のキャディバッグ積載量を調査する。1972年の初代デビュー以来、全世界で2700万台の販売実績を持つ、ホンダを代表する車種。11代目となる現行モデルは2021年に登場し、日本市場では5ドアハッチバックのみが販売されている（海外市場では4ドアもラインアップ）。パワーユニットは1.5リッター直列4気筒ガソリンターボが先行投入され、2.0リッター直列4気筒直噴ガソリンに2基の電気モーターを組み合わせたハイブリッド「e:HEV」が、2022年に追加された。
【調査ルール】
・キャディバッグを積んだ状態で、その本数と同じ人数が乗車できること
・キャディバッグはフルセット入った状態で、ドライバーなどを抜くのはNG
・後部座席にはみ出して積むのは安全性の観点からNG
・基本的に9.5型のツアーバッグを使用し、入らない場合スタンドバッグも使用
ラゲッジルームはどんな感じ？
大きく寝かされたハッチゲートは、バンパーレベルで開閉。開口部は大きくスクエアだが、フロアと開口部に15センチほどの段差が存在する。荷室は奥行きと深さがあるものの、フロアにも段差が存在する。サスペンションの張り出しが大きく、左側のみにくぼみが設けられている。5名乗車時の荷室容量は452リットル。6:4分割可倒式リアシートを収納すると、段差はあるものの、広大なスペースが出現する。フロア下には、ちょっとした小物入れも設けられた。巻き取り型・横引きタイプの「カーゴエリアカバー」が標準装備される。
ホンダ「シビック」のゴルフバッグ積載量を調査
1個目の積み方
そのままの状態ではキャディバッグを搭載できないため、リアシートを倒した状態で1個目を縦に搭載。
2個目の積み方
2個目は1個目の横に並べて搭載。
3個目の積み方
3個目を1個と2個目の横に並べて搭載。3個を搭載した状態でも、ボストンバッグを置くスペースや、後方視界はしっかり確保された。
調査結果
フロアに段差があるものの、ラゲッジスペースに深さがあるため、リアシートを収納して3個のツアーバッグを縦に並べることができた。大きく寝かされたハッチゲートのおかげで開口部が大きく、ツアーバッグのような長尺物の出し入れがしやすいのもうれしいポイント。
【動画】キャディバッグ積載方法（ホンダ編）
車両スペック
CIVIC e:HEV 車両本体価格：398.09万円（税込）
ボディサイズ(mm)｜4,550×1,800×1,415
ホイールベース(mm)｜2,735
車両重量(kg)｜1,460
エンジン｜直列4気筒
排気量(cc)｜1.993
最高出力(kW〈PS〉/rpm)｜104〈141〉/6,000
最大トルク(N･m〈kgf･m〉/rpm)｜182〈18.6〉/4,500
モーター｜交流同期電動機
モーター最高出力(kW[PS]/rpm)｜135［184］/5,000-6,000
モーター最大トルク(N・m[kgf・m]/rpm)｜315［32.1］/0-2,000
調査に使用したキャディバッグ
ブリヂストン BRIDGESTONE プロレプリカモデル（CBG301）
型／9.5型、対応長さ／47インチ、口枠／6分割、セパレート／3分割、タイプ／カート、素材／（本体）合成皮革（口枠）ポリエステルメッシュ、重さ／4.5kg
■キャディバッグ積載量調査とは
車の購入やレンタルを検討する際、我々ゴルファーの最重要チェックポイントは「キャディバッグが何個積めるか？」。そこで、皆さんに代わって国産人気車種の積載量を徹底調査。加えて「積みやすさ」も採点する。
