NHKは20日、2025年度前期の連続テレビ小説は、「アンパンマン」を生み出した漫画家やなせたかしさんと小松暢さん夫妻をモデルにした「あんぱん」に決まったと発表した。脚本は連続テレビ小説「花子とアン」を手がけた中園ミホさんが担当する。
「ハチキンおのぶ」と呼ばれた朝田のぶがヒロイン。夫妻があらゆる荒波を乗り越え、アンパンマンにたどり着くまでの物語をフィクションとして描く。
中園さんは、やなせさんが遅咲きだったことに触れて「才能がいつか必ず開花することを信じていたパートナーの存在がなかったら、アンパンマンがこの世に誕生することもなかったかもしれません」とコメントしている。