ジョン・ボン・ジョヴィ、2024年の【ミュージケアーズ・パーソン・オブ・ザ・イヤー】に選出

ジョン・ボン・ジョヴィが、2024年2月2日に開催される毎年恒例のベネフィット・ガラで【ミュージケアーズ・パーソン・オブ・ザ・イヤー】を授与される。このガラは、【第66回グラミー賞】の2日前の夜に、【グラミー賞】の会場である米ロサンゼルス・クリプト・ドットコム・アリーナに隣接するロサンゼルス・コンベンション・センターで開催される。

ジョン・ボン・ジョヴィは音楽的な活躍に加えて、慈善活動も評価されている。2006年、彼は飢餓、貧困、ホームレスの連鎖を断ち切ることを目的としたジョン・ボン・ジョヴィ・ソウル・ファウンデーションを設立した。

「今年度のミュージケアーズ賞の受賞者になれて、本当に恐縮です。ミュージケアーズが行っている音楽プロフェッショナルとの活動は、私たち全員にとってより健康で活気のあるコミュニティを育むため必要とされているサポートとウェルネス・プログラムを作る上で極めて重要です。慈善活動は私の人生の礎であり、音楽キャリアや功績と常に連動してきました。20年近く前、JBJソウル・ファウンデーションとJBJソウル・キッチンズを設立したとき、私はコミュニティに根ざした慈善活動の影響を肌で感じ、そして今日も感じ続けています。コミュニティを助けることは、自分自身を助けることに繋がります。これは確かです」とジョン・ボン・ジョヴィは声明で述べた。

61歳のジョン・ボン・ジョヴィは、2007年にドン・ヘンリーが59歳で受賞して以来、最年少の単独受賞者となる(ミュージケアーズがベテラン・アーティストを選ぶのは、通常、彼らが業界における何十年分ものコネクションを持っており、チャリティ・イベントのチケットがより多く売れることを意味するからだ)。

また、ジョン・ボン・ジョヴィは2013年のブルース・スプリングスティーンに続いて2人目の米ニュー・ジャージー出身の受賞者となる。

グループのリーダーや現在活動中のバンドの主要メンバーが個別に表彰されるのは今回が初めてではない。故トム・ペティ(2017年)、スプリングスティーン(2013年)、ボノ(2003年)、ヘンリー(2007年)も個別に選ばれた。これまで2組のグループがこの賞を受賞している。エアロスミス(2020年)とフリートウッド・マック(2018年)だ。

【パーソン・オブ・ザ・イヤー】の授賞式は、グラミー・ウィークの目玉イベントのひとつとなっている。授賞式では、カクテル・レセプション、ディナー、そして他のアーティストによるコンサートが行われる。

1991年以来、このガラで集められた資金は、音楽コミュニティの心身の健康、依存症の回復、予防医療、不測の緊急事態、災害救援などを支援するミュージケアーズの医療・福祉サービス・プログラムに充てられている。

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