新水曜ドラマ『コタツがない家』3人の“ダメ男”を養う小池栄子に共感の声「えっ我が家か!?」

10月18日に日本テレビ系水曜ドラマ『コタツがない家』の第1話が放送された。
本作は、小池栄子演じるカリスマウェディングプランナーで会社社長の深堀万里江が、夫・息子・父に振り回されながら、3人のダメ男を養っていくホームコメディー。
終始テンポの良い会話が繰り広げられる展開に、SNS上では「会話劇が面白過ぎて」「名優ぞろいで歯に衣着せぬ長台詞はお見事!」「なんか久々に新作ホームドラマ観た気がする」「随所で人の温かさも伝えてくれるのがいい」などの感想が寄せられている。

息子の順基は学校を休んでいたことが判明

(※以下ネタバレ含みます)

夫の悠作(吉岡秀隆)と高校生の息子・順基(作間龍斗)の3人で暮らす万里江の朝は、悠作が流しに放置した発泡酒の空き缶をゆすぐことから始まる。廃業寸前の漫画家である悠作はニート同然で、頼まれた家のことも放ったらかし。一方、順基は、大学の推薦がかかる大事な時期に、2日も学校に行ってないことが判明。その原因は、アイドル・オーディションに落ちたせいだという。怒る万里江にのらりくらりと言い訳ばかりの2人。そんな日々が続いていた。

万里江が夫と息子に振り回されっぱなしの様子に「朝、リビングのゴミを片付ける、えっ我が家か!?と思いました」「朝から旦那にイライラしてたから、どこの家も男ってやつはーって思いながら観ちゃった」「こんな旦那絶対無理てか全員無理」など既視感や共感を覚える人たちの声が。

また、アイドル・オーディションに落ちた順基役の作間龍斗が、実際には現役のアイドルであることも話題に。「順基役の中の人アイドルだって知らなかったし、ベテラン勢になじんでる!」「作間くんの顔を持って落ちるアイドルグループってどんな顔面偏差値グループだよ」など注目を集めていたようだ。

警察に保護された達男を迎えに行く万里江

そんな中、2年前に熟年離婚をした万里江の父・達男(小林薫)が、山中で警察に保護された。とりあえず深堀家に1泊した達男は、翌日機嫌よく料理で3人をもてなす。しかし悠作は達男を家に送ると言い出し、追い出す気満々で…。すると、達男から家はもうなく、荷物は紙袋だけだという驚きの発言が。悠作から邪険にされ気分を害した達男は、「この家の頭金はオレが払った」と反撃し、楽しいはずの食卓が次第に不穏な空気に…。それぞれが抱えていたお互いの不満が、ここにきて大爆発。壮絶な言い争いに発展してしまう。

しかしその晩、気まずい空気の中、将棋盤を広げる達男に「ボク、あの藤井聡太と同じ誕生日なんですよ」と声をかけて相手をする悠作。そんな2人の姿にうるっとした万里江は、翌朝3人から「行ってらっしゃい」と声を掛けられ、軽快な足取りで仕事へと向かうのだった。

この1話の展開に、「義理の家族に言いたいこと言えるってすごいなとおもった」「お父さんリアルすぎる(笑)うちのお父さんみたい」「家族間のやり取り、特にお父さんが加わってからが面白い(笑)」などの声が。そのほかにも「ダメ男なのになんか憎めない3人が今後どうなるのか純粋に楽しみ」など期待のコメントも集まっていた。

多くの夫婦を幸せにする万里江だったが…

第2話では、4人の生活に早くも亀裂が…!

深堀家に達男が来てから5日が過ぎた。万里江は、機嫌よく家事を手伝う達男に安堵(あんど)しつつも、以前は泊まることを嫌がり、ホテルを取っていたのに、なぜ今はこの家に居続けているのか…?と疑念を抱く。そんな中、順基が、大学の推薦を断ると言い出した。浪人して上の大学を目指すというが、結局何をしたいのか?という追及には、いまいちはっきりしない態度で万里江をやきもきさせる。

一方、達男はあまりに自堕落な悠作にあきれ、その行動を逐一記録したメモを万里江に突き出す。「いつまで甘やかすつもりだ?」と非難する達男に、もう少し様子を見てほしいとお願いする万里江。当の悠作は、編集者の土門幸平(北村一輝)から、新しい漫画のテーマを提案されて…。

ある日、家の中で達男が買ったと思われる就職情報誌が見つかった。そして母・清美(高橋惠子)からは、達男に関する不穏な事実の連絡が入り…。そんな中、みんなで食卓を囲む晩に、悠作に怒っている達男がそもそも2人の結婚には反対だったと言い出す。「そんなにボクのことが気にくわないのになんでウチに何日もいらっしゃるんですか?」と詰め寄る悠作に、「娘があまりに不憫(ふびん)だからだよ」と返す達男。深堀家の食卓は再び修羅場に…。
そして達男の抱えている事情が、ついに本人から明かされて…。
達男が居座る理由とは? 万里江にさらなる苦難が降りかかる…。

『コタツがない家』
日本テレビ系 毎週水曜 よる10時00分 放送

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写真提供:(C)日テレ

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