マンチェスター・シティのドイツ人GKシュテファン・オルテガがチームメイトに送っていたアドバイスを明かした。クラブ公式サイトが伝えている。
2022年夏にフリーで加入した30歳のオルテガ。シティではブラジル代表GKエデルソンのバックアッパーとしてカップ戦中心に出場しているが、セービング面でもビルドアップ面でも2ndGKとしては申し分ないパフォーマンスを発揮している。
そんなオルテガはクラブの公式ポッドキャストに出演し、9月19に行われたチャンピオンズリーグ(CL)グループステージ開幕節のツルヴェナ・ズヴェズダ戦について言及。自身はベンチスタートとなった一戦だったが、1点ビハインドで迎えたハーフタイム中、アルゼンチン代表FWフリアン・アルバレスとスペイン代表MFロドリにシュートに関するアドバイスを送っていたようだ。
「僕はベンチに座っていたけど、僕たちのシュートの多くは枠を捉えていた。ボックス内に入るたびに、上隅にシュートを打とうとしていた。相手ゴールキーパーは悪くなく、ハイボールにより集中していた」
「僕たちには高いクオリティを持った選手がたくさんいて、ハーフタイムにロドリとフリアンと話をした」
「よく見てくれ、素晴らしいゴールを決める必要はない。ピッチは濡れているから、グラウンダーのシュートを打て。チャンピオンズリーグのボールはとてもスピードが出るから、サイドに打てば必ず入ると彼らに約束した」
このアドバイスの甲斐もあってか、後半はフリアン・アルバレスの2ゴールとロドリのゴールで3-1の逆転勝利を収めたシティ。特にロドリが決めたゴールは右下隅を狙ったグラウンダーのシュートであり、オルテガが思い描いていた通りのゴールだったはずだ。